3.4. 共有キューへのジョブ投入方法¶

共有キューにジョブを投入する方法について記載します。共有キューはノードを他のジョブと共有して使用するキューです。

インタラクティブ作業を行う際は、IP_001またはIA_001をご利用ください。 GPUの情報を参照する必要がある場合は、IA_001をご利用ください。

小規模なジョブを実行する際は、CP_001またはCA_001をご利用ください。ジョブがGPUを必要とする場合は、CA_001をご利用ください。

デバッグ作業を行う際は、DP_002またはDA_002をご利用ください。ジョブがGPUを必要とする場合は、DA_002をご利用ください。

CA_001/DA_002で実行したジョブには、デフォルトで 1CPU、1GPU が割り当てられます。

CA_001/DA_002以外で実行したジョブには、デフォルトで 1CPU が割り当てられます。

CPUおよびGPUの割り当ては、qsub コマンドのオプションにより指定可能です。

指定可能な上限はキュー一覧を見てください。

3.4.1. 書式¶

・CA_001/DA_002での場合

qsub -q キュー名 [ -I ] [ -l select=1[:ncpus=CPU数][:ngpus=GPU数] [実行するスクリプトファイル]

・CA_001/DA_002以外の場合

qsub -q キュー名 [ -I ] [ -l select=1[:ncpus=CPU数] [実行するスクリプトファイル]

・例キューIP_001を利用して、2CPUでインタラクティブモード実行するコマンド

user01@super1:~> qsub -I -q IP_001 -l select=1:ncpus=2
qsub: waiting for job 10.cmspbs1 to start
qsub: job 10.cmspbs1 ready

・例キューCP_001を利用して、28CPUでプログラムa.outを実行するスクリプト

#!/bin/sh
#PBS -l select=1:ncpus=28
#PBS -q CP_001
#PBS -N sample

mpirun -np 28 -ppn 28 ./a.out > result.out 2> result.err