2. ストレージの構成と使用方法

2.1. ストレージの構成

アクセス可能なマシン

領域名

quota

説明

大規模並列計算サーバ/アクセラレータ搭載サーバ

/home/UID*1

500GB

ユーザのホームディレクトリ。スパコンシステムのデータ全般を保存します。

大規模並列計算サーバ/アクセラレータ搭載サーバ

/work/xxx*2

なし

高速なLustre領域です。出力ファイルの合計が500GB以上となる場合はscratchを利用してください。データはhome領域に移し、不要なデータは削除するようにしてください。

大規模並列計算サーバ/アクセラレータ搭載サーバ

/work/scratch/xxx*2

なし

Lustre領域です。Gaussianなどの強烈なIOが発生する一時ファイルを保存するための領域です。

(*1) UID:ユーザーアカウント名

(*2) xxx:ユーザーが作成した任意のディレクトリまたはファイル名

注意

/work以下のscratch領域は1ヶ月間アクセスがないファイルは自動的に削除されます。 また、ユーザのホームディレクトリに保存されているデータのバックアップは行いませんので、必要なデータは各自定期的に退避してください。

2.2. /home使用状況の確認方法

フロントエンドノードにログインした際に/home領域の使用状況が表示されます。

Disk quotas for prj 12345 (pid 12345):
Filesystem    used   quota   limit   grace   files   quota   limit   grace
/home  20.11G    500G    550G       -  228066       0       0       -
username@super1:~>

・コマンドで確認する場合

lfs quota -p $UID -h /home

・実行例

username@super1:~> lfs quota -p $UID -h /home
Disk quotas for prj 12345 (pid 12345):
Filesystem    used   quota   limit   grace   files   quota   limit   grace
/home  20.11G    500G    550G       -  228066       0       0       -
username@super1:~>

注意

/home領域のquota容量を拡張したい場合は、ディスククォータ拡張申請を行っていただく必要があります。申請書をお送りいたしますので、メールで計算材料学センターのお問い合わせにご連絡ください。