東北大学金属材料研究所計算材料学センター共同利用研究 「GPGPU移植・高速化支援サービス」
目的
東北大学金属材料研究所計算材料学センターでは、2018年8月に更新したスーパーコンピューティングシステムにおいて、演算加速装置としてGPGPUを備えたアクセラレータサーバCray CS-Storm 500GTを導入しました。そこで、「GPGPU移植・高速化支援サービス」を実施することで、アクセラレータサーバの有効利用を促進します。
サービス内容
申請者が独自に開発したプログラムで、GPGPUへの対応による性能向上が見込まれるものについて、GPGPUへの移植およびチューニング(OpenACC/CUDA化、CUDA対応ライブラリへの接続など)を行います。申請は公募制とし、計算材料学センターで審査を行います。なお、選定の段階で申請者に対してヒアリングを行う場合があります。GPGPUへの移植が難しい、若しくは性能向上が難しいと判断された場合は、その旨の結果を報告します。
募集件数
年間最大2件
申請条件
1. 申請者は本センターのスーパーコンピューティングシステム利用者であること。
2. 利用支援にあたり、必要な情報(プログラムの内容など)の提供に同意でき、打ち合わせの実施に協力できる方。
3. 支援対象となるコードは自作プログラムであり、C、C++、Fortran、CUDAのいずれかの言語で記述されていること。また、著作権に問題がないこと。
4. 支援対象となるコードがMPI、またはOpenMPに対応済の並列プログラムであること。
5. 本センターのアクセラレータサーバ、もしくは並列計算・インフォマティクスサーバでの動作実績があること。
6. 本サービスによる成果物の著作権およびライセンスは、原則として申請者に帰属するものとする。
申請方法
申込書に必要事項をご記入の上、申込書提出先まで電子メールに添付して送付してください。
締め切り
12月15日(金)
審査期間
2か月
申請からの流れ
申込書提出先
〒980-8577
仙台市青葉区片平2丁目1-1
東北大学金属材料研究所 計算材料学センター
E-mail: ccms-info__at__imr.tohoku.ac.jp(__at__は@に置き換えてください)