CCMS

東北大学 金属材料研究所 計算材料学センター

Center for Computational Materials Science

センター概要

センター長の挨拶

計算材料学センター長 久保 百司
計算材料学センター長 久保 百司

豊かで暮らしやすい未来社会の創造に加えて、エネルギー問題・環境問題への対応、持続可能な安全・安心社会の構築など人類が直面している課題の解決に向けて、計算科学への期待は益々大きくなってきています。現在、文部科学省のもとで、最大でスーパーコンピュータ「京」の100倍のアプリケーション実行性能を目指す新しいスーパーコンピュータの開発 目的としたポスト「京」プロジェクトが2014年度から進められています。上記プロジェクトでは、スーパーコンピュータポスト「京」の開発だけでなく、アプリケーションソフトとの協調設計が基本となっています。このような状況下において、本センターのスーパーコンピュータは、「京」または開発中のポスト「京」を頂点とする日本の計算資源のヒエラルキーの中で、「京」またはポスト「京」に直結する第2階層に位置しており、材料科学の発展に貢献することが強く求められています。本センターでは、このミッションを果たすべく、全国共同利用施設としてスーパーコンピュータの計算資源を全国の材料科学コミュニティへ提供するとともに、スーパーコンピュータ用のアプリケーションソフトの開発と材料科学への応用展開を推進しています。さらに、計算物質科学スーパーコンピュータ共用事業として、ポスト「京」重点課題・萌芽的課題プロジェクトや計算物質科学人材育成コンソーシアム、元素戦略プロジェクトに参画している研究者への計算資源の提供、ポスト「京」プロジェクトや計算物質科学人材育成コンソーシアムとの連携、アプリケーションソフトの並列化支援、アプリケーションソフト講習会の開催などの事業も推進しております。
 2018年8月から本センターではCray XC50-LCを中心とした新しいスーパーコンピューティングシステム”MASAMUNE-IMR”の稼働をスタートさせました。演算性能も前システムの300TFLOPSから3PFLOPSへと大幅に増強されています。本センターが材料科学の分野で果たすべきミッションを明確にしながら、異分野との融合・協調も進めつつ、独創性のあるセンターとして材料科学分野に資する研究を発展させていければと思っております。今後とも、皆様方からのご支援・ご協力を宜しくお願い申し上げます。

業務内容

本センターは次に挙げる業務を行っています。

[スーパーコンピューティングシステム業務]

  1. 本研究所のスーパーコンピューティングシステムの運用並びに維持管理
  2. 本研究所のスーパーコンピューティングシステムの利用支援全般
  3. 本研究所のスーパーコンピューティングシステムを活用したシミュレーションの並列化支援
  4. 本研究所のスーパーコンピューティングシステムで稼動するアプリケーションソフトの講習会開催

[研究・開発]

  1. スーパーコンピュータ用の超大規模アプリケーションソフトの開発と応用
  2. マルチフィジックス計算科学手法の開発と材料設計への応用シミュレーション
  3. マルチスケール材料科学の基礎理論研究と応用シミュレーション
  4. マテリアルズ・インフォマティクス技術の研究と材料開発への応用

[他機関・他プロジェクトとの連携・支援]

  1. HPCI (High Performance Computing Infrastructure) との連携
  2. 計算物質科学スパコン共用事業に対する計算機資源の提供(東大物性研・分子研のスーパーコンピュータセンターとの連携)
  3. ポスト「京」重点課題・萌芽的課題プロジェクトとの連携・支援
  4. 計算物質科学人材育成コンソーシアムとの連携・支援