ジョブの投入コマンド(qsubコマンド) =================================================== キューにジョブを投入します。 なお、オプションは実行するスクリプトファイルにおいて#PBSのPBS指示文でも指定可能です。 詳細は各詳細マニュアルを参照して下さい。 .. attention:: フロントエンドノードでは直接プログラムを実行せず、qsub コマンドでジョブとしてキューに投入し てください。直接プログラムが実行されていた場合、他のユーザーへ影響があるため、管理者により キャンセルされる場合がありますのでご了承ください。 書式 ------------------------- .. command-format:: qsub [-q キュー名] [-l select=ノード数] [-N ジョブ名] [-M 電子メールアドレス] [-m 電子メール通知の指定] [-l walltime=経過時間上限] [実行するスクリプトファイル] オプション一覧 ------------------------- .. csv-table:: オプション一覧表 :header: "オプション", "設定値" :align: left :widths: 20,80 "-q キュー名", "キュー名を指定します。 キュー一覧を参照して下さい。" "-l select=ノード数", "使用するノード数を指定します。 省略した場合のノード数はキューのデフォルト値となります。" "-N ジョブ名", "ジョブ名を指定します。ジョブ名は最大236文字まで指定できます。リアルタイムジョブ参照システムでは64文字まで表示されます。 省略した場合はシステムが割り当てます。" "-M 電子メールアドレス", "受信する電子メールアドレスを指定します。 メールを受信する場合は-mオプションの指定が必須です。" "-m 電子メール通知の指定", "電子メール送信のポイントを指定します。メール受信する場合は-Mオプションの指定が必須です。" "-l walltime= 経過時間上限", "ジョブの経過時間上限を指定します。 省略した場合の経過時間上限はキューのデフォルト値となります。" "-l ライセンス種類=使用ライセンス", "ライセンス管理対象のアプリケーション使用時に使用ライセンス数を指定します。" 使用例 ----------------- ・キューP_030を使用して、ノード2ノード使用、経過時間上限を1時間、スクリプトファイルはhello.sh スクリプト例 .. code-block :: none #!/bin/sh #PBS -q P_030 #PBS -l select=2 #PBS -l walltime=1:00:00 : : : ジョブの投入 .. code-block :: none qsub hello.sh ・キューP_030を使用して、ジョブ開始及び終了時にuserA@test.comに送信、スクリプトファイルはhello.sh スクリプト例 .. code-block :: none #!/bin/sh #PBS -q P_030 #PBS -M userA@test.com #PBS -m be : : : ジョブの投入 .. code-block :: none qsub hello.sh ・キューP_030を使用して、ジョブ名をTEST、スクリプトファイルはhello.sh スクリプト例 .. code-block :: none #!/bin/sh #PBS -q P_030 #PBS -N TEST : : : ジョブの投入 .. code-block :: none qsub hello.sh