材料の知的生産と加工に関する国際会議(IPMM=Intelligent Processing and Manufacuring of Materials)後援

 

 本センターが後援し,川添センター長がカナダ国ブリティッシュ・コロンビア大学のミーチ教授と共同主催する標記国際会議が,材料生産と加工に知的処理を適用しようとする研究者を世界中から集めて5月に仙台で開催されました。SARSの影響で,初期に予定した200名には達しませんでしたが,ナノテクノロジーをトピックとして開催したこともあり,140名以上の参加を得て,成功裡に終了いたしました。参加国は17で,外国人は60名ほどでした。井上所長の金属ガラス及び飯島教授のカーボンナノチューブに関する基調講演は,大盛況で,特に外国からの参加者の注目を集めました。

 会議の名誉会長であるカリフォルニア大学のザデー教授は,ファジイ論理の開発で著名な研究者であり,仙台市の地下鉄は日立製作所が世界で始めてその理論を大規模システムに適用した例として知られています。第4回目に仙台が開催地として選ばれたのは,このような事情によります。会議に関して河北新報と東北放送が取り上げて報道されました。






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IPMM後援