スーパーコンピューティングシステムからのプリント方法について
1.アスキー形式のファイルをプリントする
テキストファイルをプリンタに出力する際は、a2ps.pl(Perl版a2ps) コマンドを使用し、アスキー形式のテキストをポストスクリプト形式に変換してから、lprコマンド(OSの種類によってはlpコマンド)で行うのが一般的です。スーパーコンピューティングシステムには、日立、IBMなど4種類のオペレーティングシステムのWSがありますので、コマンドが微妙に異なるものがあります。そこで、どのマシンからでも同じコマンドでプリントできるように、a2ps.plとlpr(またはlp)コマンドを組み合わせたセンター独自のコマンドtextpr*を9月より提供していますので、お知らせいたします。
形式 : textpr -Pprinter_name [a2ps options] file_name
printer_name : プリンター名を指定する
a2ps options : Perl版a2ps.plコマンドのオプションを指定する
file_name : アスキー形式のファィルを指定する
2.ポストスクリプト形式のファイルをプリントする
スーパーコンピューティングシステムのどのマシンからもつぎのコマンドで、TeXなどで作成したポストスクリプト形式のファイルをプリントすることができます。
形式 : lpr
-Pprinter_name file_name.ps
printer_name : プリンター名を指定する
file_name.ps : ポストスクリプト形式のファィルを指定する
注意 :
cmsjp1、 cmshpx0、cmshpx1 では、プリントするためのコマンドはlpコマンドで、lprコマンドはありません。そのため、「lpr
-Pprinter_name」と指定された場合のみlpコマンドに変換するように、センターでlprコマンドを作成しています。-P以外のオプションを指定する場合は、本来のlpコマンドをお使いください。
*textprコマンドは西松
毅さん作成のコマンドです。
詳しくは、以下を参照ください。
http://www-lab.imr.tohoku.ac.jp/~ccms/Jpn/service/announce/textpr.html